TIARA&TIARAU

ティアラは、僕の大好きなカメラ。安くて、高級感があってレンズがいい。とても良く写る。
ティアラのT型、U型の違いを調べて見た。

1994年12月、富士フイルムから魅力的なカメラが発売された。その名はTIARA。
それから二年三ヵ月後、その改良型TIARAUが発売された。この改良型だが、どこが違うのか中々分からなかった。その違いを研究して見た。
まずは、ストラップ金具の位置。これはT型を手にしたときから不満があった。三脚穴にねじ込むタイプだったが、なんだか不安。知らない間にねじがゆるんで落下させてしまうのではといつも思っていた。U型は左のように新たにストラップ金具が追加された。これは大変ありがたい。長いストラップをつけ首からから下げただけで別のカメラのように使いやすくなった。
左はバッテリーボックスの蓋が改良された。旧型は蓋が外れてしまう。なくなる心配が。新型は一箇所固定された。こちらもたりがたい改良だ。右がロゴ関係の細かい改良。T型は前面のスライドレンズカバーにFUJIFILMのロゴが。U型はカメラ上部に変更された。また、生産国がT型がMADE IN JAPANからINDONESIAに。品質はまったく変わらない。
こちらも比べるまで分からなかった。右の旧型は液晶表示部のカバーが薄く、少し手で圧力を掛けただけで、液晶表示が滲んでしまう。しかし、左のU型はカバーが厚い。写真のように見ただけでわかる。強く抑えても液晶パネルに影響はない。


このカメラはお勧めである。すでに生産終了してから、時間が経っているので新品は売っていないが、中古では手に入る。
最近、だいぶ少なくなったが買いやすい価格で売っている。値段は比較的きれいなもので13,000円前後ぐらい。
ストラップの金具の位置が気にならないのであれば、T型U型どちらでもかまわない。

まとめ
1.ストラップ金具の位置変更
2.電池ボックス蓋の変更
3.液晶パネル 厚さ変更
4.ロゴ位置の変更
5.生産国の変更 日本→インドネシア
6.ストロボの制御 マルチプログラムMP→デジタルプログラムDPへ変更(カタログより)
7.重さ153g→155g (カタログより)